トレーニング図鑑

アップライトロウ

バーベルを体に沿って胸の高さまで引き上げる種目です。肩(三角筋)と僧帽筋上部が働きます。

一般に鍛えられる筋: 三角筋中部・僧帽筋上部

3Dで動かして見る

アップライトロウの動きを3Dの筋肉モデルで再生した画像。働く筋ほど赤く表示されている
持ち上げる動きを3Dモデルで再生。赤が濃い筋ほど、筋力に対して大きな力を出しています。

鍛えられる筋のしくみ

体の前でバーをあごの下まで引き上げる動きで、三角筋の中部と僧帽筋の上部が働きます。肘を外へ高く上げる動きで三角筋が、肩をすくめる動きで僧帽筋が使われます。

働く筋(3Dモデルでの計算)

バーベル20kgで、体重60kgの人がゆっくり動かしたときに、それぞれの筋が出せる最大の力に対して何%の力を出すかの推定です。

  1. 三角筋 肩峰部(中部)縮みながら100%
  2. 三角筋 鎖骨部(前部)伸びながら100%
  3. 上腕二頭筋 長頭縮みながら95%
  4. 棘上筋伸びながら73%
  5. 上腕二頭筋 短頭縮みながら65%
  6. 上腕筋縮みながら60%
  7. 腕橈骨筋縮みながら44%
  8. 三角筋 肩甲棘部(後部)伸びながら39%

「縮みながら」は持ち上げるときに縮んで力を出す筋、「伸びながら」は伸ばされながら力を出す筋、「長さを保って」は姿勢を支える筋です。バーは筋力の50%でいっぱいになります。

やり方

  1. バーベルを肩幅くらいで持ち、太ももの前に下げる
  2. 肘を横に高く上げながら、バーを体に沿って引き上げる
  3. バーが胸の高さに来たら止める
  4. ゆっくり下ろす

ポイント

  • 肘が手より高い位置を保つ
  • 肩に違和感があるときは手幅を広げる

よくある間違い

  • バーをあごの高さまで引き上げすぎる
  • 体を反らして反動で上げる

回数と重さの目安

軽めの重さで10〜12回を2〜3セット。

やさしくする方法

手幅を広くする。引き上げる高さを胸の下までにする。

きつくする方法

下ろすときに3秒かける。

注意すること

手幅が狭く、肘を肩より高く上げると、肩の中で腱がはさまれて痛むことがあります。肩に不安がある人は、手幅を広めにし、肘は肩の高さまでにします。

学習用の推定です。筋の働きは体格ややり方で変わり、実際の筋電図とは異なることがあります。痛みがあるときは無理をせず、専門家に相談してください。