
鍛えられる筋のしくみ
ダンベルを体の横へ持ち上げる動きで、三角筋の中部が主に働きます。三角筋中部は肩の横にあり、腕を横へ上げる働きをします。腕を上げ始めるときは、肩の奥にある棘上筋も働きます。肩幅を広く見せる筋として、トレーニングでよく狙われます。
働く筋(3Dモデルでの計算)
ダンベル4kg(片手・片脚あたり)で、体重60kgの人がゆっくり動かしたときに、それぞれの筋が出せる最大の力に対して何%の力を出すかの推定です。
- 三角筋 肩峰部(中部)縮みながら100%
- 僧帽筋 横行部(中部)縮みながら59%
- 大胸筋 鎖骨部伸びながら59%
- 僧帽筋 下行部(上部)縮みながら33%
- 棘上筋縮みながら30%
- 上腕二頭筋 長頭長さを保って27%
- 三角筋 鎖骨部(前部)縮みながら26%
- 三角筋 肩甲棘部(後部)伸びながら24%
「縮みながら」は持ち上げるときに縮んで力を出す筋、「伸びながら」は伸ばされながら力を出す筋、「長さを保って」は姿勢を支える筋です。バーは筋力の50%でいっぱいになります。
やり方
- ダンベルを両手に下げて立つ
- 肘を軽く曲げたまま、腕を横に持ち上げる
- 腕が肩の高さに来たら止める
- ゆっくり下ろす
ポイント
- 軽い重さで、肩をすくめずに上げる
- 肘から上げるイメージで動かす
よくある間違い
- 肩をすくめて僧帽筋で上げる
- 反動をつけて振り上げる
回数と重さの目安
軽いダンベルで12〜15回を2〜3セット。てこの腕が長いので、軽い重さでも十分に効きます。
やさしくする方法
肘を曲げて行う。ゴムチューブで行う。
きつくする方法
上げたところで1秒止める。下ろすときに3秒かける。
注意すること
肩より高く上げすぎたり、反動で振り上げたりすると、肩を痛めやすくなります。肩の高さまでで止めます。
同じ部位の種目
学習用の推定です。筋の働きは体格ややり方で変わり、実際の筋電図とは異なることがあります。痛みがあるときは無理をせず、専門家に相談してください。







