トレーニング図鑑

フロントレイズ

ダンベルを前に持ち上げる種目です。肩の前(三角筋前部)と胸の上部(大胸筋鎖骨部)が働きます。

一般に鍛えられる筋: 三角筋前部・大胸筋鎖骨部

3Dで動かして見る

フロントレイズの動きを3Dの筋肉モデルで再生した画像。働く筋ほど赤く表示されている
持ち上げる動きを3Dモデルで再生。赤が濃い筋ほど、筋力に対して大きな力を出しています。

鍛えられる筋のしくみ

ダンベルを体の前へ持ち上げる動きで、三角筋の前部と大胸筋の上部(鎖骨部)が働きます。腕を前に上げる働きはプレス系の種目でも使われるので、ほかの種目と組み合わせるときは量を控えめにします。

働く筋(3Dモデルでの計算)

ダンベル4kg(片手・片脚あたり)で、体重60kgの人がゆっくり動かしたときに、それぞれの筋が出せる最大の力に対して何%の力を出すかの推定です。

  1. 僧帽筋 下行部(上部)縮みながら100%
  2. 肩甲挙筋縮みながら100%
  3. 三角筋 肩峰部(中部)伸びながら100%
  4. 三角筋 鎖骨部(前部)縮みながら100%
  5. 上腕二頭筋 長頭縮みながら100%
  6. 大胸筋 鎖骨部縮みながら78%
  7. 上腕二頭筋 短頭縮みながら59%
  8. 僧帽筋 横行部(中部)長さを保って37%

「縮みながら」は持ち上げるときに縮んで力を出す筋、「伸びながら」は伸ばされながら力を出す筋、「長さを保って」は姿勢を支える筋です。バーは筋力の50%でいっぱいになります。

やり方

  1. ダンベルを太ももの前に持って立つ
  2. 肘を軽く曲げたまま、腕を前に持ち上げる
  3. 肩の高さまで上げる
  4. ゆっくり下ろす

ポイント

  • 上体を後ろに反らさない
  • 左右交互に行ってもよい

よくある間違い

  • 体を反らせて反動で上げる
  • 肩より高く上げすぎる

回数と重さの目安

軽いダンベルで12〜15回を2〜3セット。

やさしくする方法

片手ずつ行う。重さを軽くする。

きつくする方法

上げたところで1秒止める。プレートを両手で持って行う。

注意すること

体を後ろへ反らして反動をつけないように。肩の前が痛む人は避けてください。

学習用の推定です。筋の働きは体格ややり方で変わり、実際の筋電図とは異なることがあります。痛みがあるときは無理をせず、専門家に相談してください。