トレーニング図鑑

アームカール

ダンベルを持って肘を曲げる種目です。力こぶの筋(上腕二頭筋)と、その奥の上腕筋、前腕の腕橈骨筋が働きます。

一般に鍛えられる筋: 上腕二頭筋・上腕筋・腕橈骨筋

3Dで動かして見る 無料で見られます

アームカールの動きを3Dの筋肉モデルで再生した画像。働く筋ほど赤く表示されている
持ち上げる動きを3Dモデルで再生。赤が濃い筋ほど、筋力に対して大きな力を出しています。

鍛えられる筋のしくみ

ダンベルを持って肘を曲げる動きで、力こぶの上腕二頭筋と、その下にある上腕筋、前腕の腕橈骨筋が働きます。上腕二頭筋は肘を曲げるだけでなく、手のひらを上に向ける(回外)働きもあるので、手のひらを上にして行うとよく働きます。縦向き(親指を上)で握る「ハンマーカール」では、上腕筋と腕橈骨筋が多く働きます。

働く筋(3Dモデルでの計算)

ダンベル8kg(片手・片脚あたり)で、体重60kgの人がゆっくり動かしたときに、それぞれの筋が出せる最大の力に対して何%の力を出すかの推定です。

  1. 上腕筋縮みながら68%
  2. 上腕二頭筋 長頭縮みながら66%
  3. 上腕二頭筋 短頭縮みながら44%
  4. 腕橈骨筋縮みながら40%
  5. 肘筋伸びながら30%
  6. 肩甲挙筋長さを保って26%
  7. 円回内筋 上腕頭縮みながら23%
  8. 胸最長筋長さを保って23%

「縮みながら」は持ち上げるときに縮んで力を出す筋、「伸びながら」は伸ばされながら力を出す筋、「長さを保って」は姿勢を支える筋です。バーは筋力の50%でいっぱいになります。

やり方

  1. 手のひらを前に向けてダンベルを持ち、まっすぐ立つ
  2. 肘を脇腹につけたまま、肘を曲げてダンベルを上げる
  3. 曲げきったところで一瞬止める
  4. ゆっくり肘を伸ばして下ろす

ポイント

  • 肘の位置を動かさない
  • 下ろすときもゆっくり、伸ばしきる

よくある間違い

  • 体を反らせて反動で上げる
  • 肘が前に出て肩の筋で上げる

回数と重さの目安

10〜15回で限界がくる重さで、2〜3セット。

やさしくする方法

重さを軽くする。座って行う。

きつくする方法

下ろすときに3秒かける。片手ずつ、肘を太ももに固定して行う「コンセントレーションカール」にする。

注意すること

体を後ろへ反らして反動で上げると、腰に負担がかかり、腕にも効きにくくなります。肘は体の横で固定します。

学習用の推定です。筋の働きは体格ややり方で変わり、実際の筋電図とは異なることがあります。痛みがあるときは無理をせず、専門家に相談してください。