
鍛えられる筋のしくみ
座って膝を伸ばす動きで、大腿四頭筋だけを集中して鍛えます。4つの筋のうち、大腿直筋は股関節もまたぐ筋で、内側広筋は膝のお皿の内側につき、膝を最後まで伸ばしきるときによく働きます。スクワットのような複数の関節を使う種目に比べ、ほかの筋に頼れないので、太ももの前だけを狙えます。
働く筋(3Dモデルでの計算)
重り10kg(片手・片脚あたり)で、体重60kgの人がゆっくり動かしたときに、それぞれの筋が出せる最大の力に対して何%の力を出すかの推定です。
- 外側広筋縮みながら38%
- 中間広筋縮みながら27%
- 内側広筋縮みながら26%
- 大腿直筋縮みながら18%
- 頭板状筋長さを保って6%
- 大内転筋長さを保って6%
- 小菱形筋長さを保って6%
- 胸多裂筋長さを保って5%
「縮みながら」は持ち上げるときに縮んで力を出す筋、「伸びながら」は伸ばされながら力を出す筋、「長さを保って」は姿勢を支える筋です。バーは筋力の50%でいっぱいになります。
やり方
- マシンに深く座り、すねの下側をパッドに当てる
- 膝を伸ばして、すねを持ち上げる
- 膝が伸びきったところで一瞬止める
- ゆっくり元の位置に戻す
ポイント
- お尻を座面から浮かせない
- 伸ばしきったところで太ももの前を締める
よくある間違い
- 勢いで脚を振り上げる
- 重すぎて上体を後ろに倒して持ち上げる
回数と重さの目安
マシンで12〜15回を2〜3セット。膝を伸ばしきったところで1秒止めます。
やさしくする方法
重さを軽くする。マシンがなければ、椅子に座って足首に重りを巻いて行う。
きつくする方法
下ろすときに3秒かける。片脚ずつ行う。
注意すること
膝の手術後や、膝のお皿のまわりに痛みがある人は、医師や理学療法士と相談してから行います。
同じ部位の種目
学習用の推定です。筋の働きは体格ややり方で変わり、実際の筋電図とは異なることがあります。痛みがあるときは無理をせず、専門家に相談してください。







