トレーニング図鑑

グッドモーニング

バーベルを担いだまま、おじぎをするように上体を倒して起こす種目です。もも裏、お尻、背中の脊柱起立筋が働きます。

一般に鍛えられる筋: ハムストリングス・大殿筋・脊柱起立筋

3Dで動かして見る

グッドモーニングの動きを3Dの筋肉モデルで再生した画像。働く筋ほど赤く表示されている
持ち上げる動きを3Dモデルで再生。赤が濃い筋ほど、筋力に対して大きな力を出しています。

鍛えられる筋のしくみ

バーを担いでお辞儀をする動きで、ハムストリングスと大殿筋が股関節を伸ばし、脊柱起立筋が背中をまっすぐに保ちます。ルーマニアンデッドリフトと似ていますが、重りが肩の上にあるので、てこの腕が長くなり、軽い重さでも背中と太もも裏に大きな負荷がかかります。

働く筋(3Dモデルでの計算)

バーベル20kgで、体重60kgの人がゆっくり動かしたときに、それぞれの筋が出せる最大の力に対して何%の力を出すかの推定です。

  1. 胸最長筋長さを保って44%
  2. 大殿筋縮みながら41%
  3. 腰腸肋筋長さを保って32%
  4. ヒラメ筋長さを保って25%
  5. 半膜様筋縮みながら24%
  6. 大内転筋縮みながら17%
  7. 大腿二頭筋 長頭縮みながら14%
  8. 腰多裂筋長さを保って13%

「縮みながら」は持ち上げるときに縮んで力を出す筋、「伸びながら」は伸ばされながら力を出す筋、「長さを保って」は姿勢を支える筋です。バーは筋力の50%でいっぱいになります。

やり方

  1. バーベルを肩の後ろに担いで立つ
  2. 膝を軽く曲げ、お尻を後ろに引きながら上体を前に倒す
  3. 上体が床と平行に近くなるまで倒す
  4. お尻を前に押し出して起こす

ポイント

  • 軽い重さから始める
  • 背中をまっすぐ保ち、股関節から曲げる

よくある間違い

  • 背中が丸まる
  • 重すぎる重さで行う

回数と重さの目安

棒や空のバーで10〜12回を2〜3セット。重さは無理に増やさず、動きを丁寧に行う種目です。

やさしくする方法

重りを持たず、手を頭の後ろに組んで行う。倒す角度を浅くする。

きつくする方法

下ろすときに3秒かける。上体が床と平行に近いところまで倒す。

注意すること

腰への負担が大きい種目です。重い重さは使わず、腰に痛みがある人は行わないでください。

学習用の推定です。筋の働きは体格ややり方で変わり、実際の筋電図とは異なることがあります。痛みがあるときは無理をせず、専門家に相談してください。