トレーニング図鑑

レッグカール

うつ伏せで膝を曲げる種目です。もも裏(ハムストリングス)とふくらはぎの腓腹筋が働きます。

一般に鍛えられる筋: ハムストリングス・腓腹筋

3Dで動かして見る

レッグカールの動きを3Dの筋肉モデルで再生した画像。働く筋ほど赤く表示されている
持ち上げる動きを3Dモデルで再生。赤が濃い筋ほど、筋力に対して大きな力を出しています。

鍛えられる筋のしくみ

膝を曲げる動きで、太もも裏のハムストリングスを鍛えます。ハムストリングスは股関節と膝の両方をまたぐ筋で、ルーマニアンデッドリフトが股関節側、レッグカールが膝側の働きを鍛えます。ふくらはぎの腓腹筋も膝の後ろから始まるので、膝を曲げるのを手伝います。走るときに脚を後ろへ振る力や、膝のけがの予防にもかかわる筋です。

働く筋(3Dモデルでの計算)

重り5kg(片手・片脚あたり)で、体重60kgの人がゆっくり動かしたときに、それぞれの筋が出せる最大の力に対して何%の力を出すかの推定です。

  1. 半膜様筋縮みながら70%
  2. 大腿二頭筋 長頭縮みながら32%
  3. 中殿筋長さを保って22%
  4. 大殿筋長さを保って14%
  5. 胸最長筋長さを保って13%
  6. 腸骨筋長さを保って13%
  7. 腓腹筋 外側頭縮みながら12%
  8. 大腿二頭筋 短頭縮みながら11%

「縮みながら」は持ち上げるときに縮んで力を出す筋、「伸びながら」は伸ばされながら力を出す筋、「長さを保って」は姿勢を支える筋です。バーは筋力の50%でいっぱいになります。

やり方

  1. 台にうつ伏せになり、かかとの上にパッド(または重り)を当てる
  2. 膝を曲げて、かかとをお尻に近づける
  3. 曲げきったところで一瞬止める
  4. ゆっくり膝を伸ばして戻す

ポイント

  • 骨盤を台に押しつけ、お尻が浮かないようにする
  • 戻すときもゆっくり

よくある間違い

  • お尻を浮かせて反動で上げる
  • 途中までしか曲げない

回数と重さの目安

マシンで12〜15回を2〜3セット。

やさしくする方法

重さを軽くする。マシンがなければ、うつ伏せでタオルやゴムチューブを足首にかけて行う。

きつくする方法

下ろすときに3秒かける。片脚ずつ行う。足首を伸ばして(つま先を向こうに向けて)腓腹筋の手助けを減らす。

注意すること

太もも裏がつりやすい人は、軽い重さから始め、セットの前に軽く伸ばしておきます。

学習用の推定です。筋の働きは体格ややり方で変わり、実際の筋電図とは異なることがあります。痛みがあるときは無理をせず、専門家に相談してください。