トレーニング図鑑

ダンベルフライ

ベンチにあお向けで、腕を大きく開いてから胸の上で閉じる種目です。胸(大胸筋)を伸ばしながら鍛えられます。

一般に鍛えられる筋: 大胸筋・三角筋前部

3Dで動かして見る

ダンベルフライの動きを3Dの筋肉モデルで再生した画像。働く筋ほど赤く表示されている
持ち上げる動きを3Dモデルで再生。赤が濃い筋ほど、筋力に対して大きな力を出しています。

鍛えられる筋のしくみ

仰向けで腕を大きく開いて閉じる動きで、大胸筋を鍛えます。肘をほぼ伸ばしたまま行うので上腕三頭筋がほとんど働かず、腕を体の前で閉じるという大胸筋本来の働きを狙えます。腕を開いたところでは大胸筋が引き伸ばされます。

働く筋(3Dモデルでの計算)

ダンベル6kg(片手・片脚あたり)で、体重60kgの人がゆっくり動かしたときに、それぞれの筋が出せる最大の力に対して何%の力を出すかの推定です。

  1. 三角筋 鎖骨部(前部)縮みながら62%
  2. 上腕二頭筋 長頭長さを保って48%
  3. 前鋸筋縮みながら43%
  4. 大胸筋 胸肋部縮みながら38%
  5. 上腕筋長さを保って35%
  6. 大胸筋 鎖骨部縮みながら35%
  7. 上腕二頭筋 短頭縮みながら33%
  8. 上腕三頭筋 外側頭長さを保って23%

「縮みながら」は持ち上げるときに縮んで力を出す筋、「伸びながら」は伸ばされながら力を出す筋、「長さを保って」は姿勢を支える筋です。バーは筋力の50%でいっぱいになります。

やり方

  1. ベンチにあお向けになり、ダンベルを胸の上に持つ
  2. 肘を軽く曲げたまま、腕を横に大きく開く
  3. 胸が伸びるところまで下ろす
  4. 弧を描くように胸の上で合わせる

ポイント

  • 肘の角度を変えずに動かす
  • 重さは軽めから

よくある間違い

  • 肘を曲げ伸ばししてプレスになる
  • 下ろしすぎて肩を痛める

回数と重さの目安

軽めのダンベルで12〜15回を2〜3セット。

やさしくする方法

重さを軽くする。開く角度を小さくする。

きつくする方法

下ろすときに3秒かける。ベンチを斜めにして胸の上部を狙う。

注意すること

肘を伸ばしきって重いダンベルを深く下ろすと、肩や肘に負担がかかります。肘は軽く曲げたままにします。

学習用の推定です。筋の働きは体格ややり方で変わり、実際の筋電図とは異なることがあります。痛みがあるときは無理をせず、専門家に相談してください。