体の不調図鑑

脚のむくみ・冷え

夕方になると脚がむくむ、靴がきつくなる、足先が冷える状態。座りっぱなし・立ちっぱなしで、脚の血液や水分の流れが滞ることが主な原因です。

3Dで原因の筋と対策を見る 無料で見られます

長い時間座ったまま動かないの姿勢を3Dの筋肉モデルで表示した画像。原因になっている筋を、弱い(緑)・こっている(オレンジ)・縮んでいる(紫)に色分けし、痛む場所を赤く光らせて示している

体の中で起きていること

  • 腓腹筋・ヒラメ筋が使われず、血液を押し戻す筋ポンプが働かない
  • 水分が足首のまわりにたまっている

痛む場所

足首〜ふくらはぎ(むくみ)

きっかけ

  • 長い時間の座りっぱなし・立ちっぱなし
  • ふくらはぎの筋をあまり使わない
  • 塩分のとりすぎ、水分不足
  • 冷え、運動不足

原因と対策

原因の筋の状態(弱い・こっている・縮んでいる)ごとに、対応する対策(使う・ほぐす・ストレッチ)を組にしています。「中心」は、この不調でとくに大切な組です。

原因弱くなっている(うまく使えていない) 中心

  • 腓腹筋
  • ヒラメ筋

関連: 前脛骨筋

対策使う(鍛える)

かかととつま先の上げ下げで、ふくらはぎを動かす

座ってかかとを上げ下げ
いすに座り、つま先を床につけたまま、かかとを上げ下げする。20〜30回をくり返す。 ふくらはぎの筋が縮むたびに、足の血液を心臓へ押し戻します(筋ポンプ)。デスクワークの合間に。
おもに腓腹筋・ヒラメ筋(ふくらはぎ)
座ってつま先を上げる
いすに座り、かかとを床につけたまま、つま先をできるだけ高く上げて下ろす。20回ほどくり返す。 すねの前の筋を使います。かかとの上げ下げと交互に行うと、ふくらはぎのポンプも働きます。
おもに前脛骨筋

原因緊張が続いて、こっている

  • 腓腹筋

関連: ヒラメ筋

対策ほぐす

足首からひざ裏へ、下から上へさする

ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)
座って足首からひざ裏へ向かって、両手で包むようにさすり上げる(むくみのときは、必ず下から上へ)。
対象: 腓腹筋・ヒラメ筋

原因縮んで硬くなっている

  • 腓腹筋

関連: ヒラメ筋

対策ストレッチ

ふくらはぎを伸ばす

ふくらはぎ(右・膝を伸ばす)
壁に手をつき、右脚を後ろに引いて膝を伸ばしたまま、かかとを床につけて体を前へ。 つま先をまっすぐ前に向け、かかとを浮かせないようにします。
おもに腓腹筋・ヒラメ筋

アプリでは、それぞれの対策の動きで使われる筋(赤)・伸ばされる筋(青)を3Dで再生し、ほぐす場所を番号の印で表示できます。

生活の工夫

  • 30分〜1時間に一度は立ち上がって歩く
  • 座ったまま、かかととつま先の上げ下げをする
  • 寝るときに脚を少し高くする
  • 湯船で温める

こんなときは医療機関へ

片脚だけ急に腫れて痛む・赤くなる場合は、血のかたまり(深部静脈血栓症)のことがあるため、すぐに受診してください。息切れ、まぶたや全身のむくみ、尿の量の変化をともなう場合も、心臓や腎臓などの病気のことがあるため受診してください。

ここで紹介しているのは一般的な情報で、診断や治療の代わりにはなりません。痛みやしびれがあるとき、症状が続くときは医療機関を受診してください。ストレッチや運動は痛みのない範囲で行い、痛みが強くなる場合は中止してください。