体の不調図鑑

こむら返り(足がつる)

ふくらはぎの筋が急に強く縮んだままになり、激しく痛む状態。寝ている間や運動中に起こりやすく、医学的には有痛性筋けいれんと呼ばれます。

3Dで原因の筋と対策を見る 無料で見られます

寝ていて、つま先が伸びるの姿勢を3Dの筋肉モデルで表示した画像。原因になっている筋を、弱い(緑)・こっている(オレンジ)・縮んでいる(紫)に色分けし、痛む場所を赤く光らせて示している

体の中で起きていること

  • 腓腹筋が縮みきった姿勢で、縮めの信号が出続けてけいれんする
  • 疲れ・冷え・水分不足で、ふくらはぎがつりやすくなっている

痛む場所

ふくらはぎ

きっかけ

  • 運動による筋の疲れ
  • 汗をかいたあとの、水分・ミネラル(電解質)の不足
  • 寝ているときに、つま先が下を向いてふくらはぎが縮んだ姿勢
  • 冷え、加齢

原因と対策

原因の筋の状態(弱い・こっている・縮んでいる)ごとに、対応する対策(使う・ほぐす・ストレッチ)を組にしています。「中心」は、この不調でとくに大切な組です。

原因縮んで硬くなっている 中心

  • 腓腹筋

関連: ヒラメ筋・足底筋

対策ストレッチ

つま先を手前に引き、ふくらはぎを伸ばす

ふくらはぎ(右・膝を伸ばす)
壁に手をつき、右脚を後ろに引いて膝を伸ばしたまま、かかとを床につけて体を前へ。 つま先をまっすぐ前に向け、かかとを浮かせないようにします。
おもに腓腹筋・ヒラメ筋
長座前屈
床に座って脚を前に伸ばし、つま先に向かって上体を倒す。 つま先を手前に引く(足首を曲げる)と、ふくらはぎも一緒に伸びます。
おもにハムストリングス・腓腹筋・脊柱起立筋

原因弱くなっている(うまく使えていない)

  • 腓腹筋

関連: ヒラメ筋

対策使う(鍛える)

かかとの上げ下げで、ふくらはぎを使う

座ってかかとを上げ下げ
いすに座り、つま先を床につけたまま、かかとを上げ下げする。20〜30回をくり返す。 ふくらはぎの筋が縮むたびに、足の血液を心臓へ押し戻します(筋ポンプ)。デスクワークの合間に。
おもに腓腹筋・ヒラメ筋(ふくらはぎ)

原因緊張が続いて、こっている

  • 腓腹筋

関連: ヒラメ筋

対策ほぐす

ふくらはぎをさすって温める

ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)
座って足首からひざ裏へ向かって、両手で包むようにさすり上げる(むくみのときは、必ず下から上へ)。
対象: 腓腹筋・ヒラメ筋

アプリでは、それぞれの対策の動きで使われる筋(赤)・伸ばされる筋(青)を3Dで再生し、ほぐす場所を番号の印で表示できます。

生活の工夫

  • 運動の前後や寝る前に、ふくらはぎを伸ばす
  • こまめに水分をとる
  • 布団の重みでつま先が伸びないようにし、足を冷やさない

こんなときは医療機関へ

何度もくり返す、足のむくみやしびれをともなう、筋がやせてきた場合は、血管・神経・内科の病気や薬の影響のこともあるため、受診してください。

ここで紹介しているのは一般的な情報で、診断や治療の代わりにはなりません。痛みやしびれがあるとき、症状が続くときは医療機関を受診してください。ストレッチや運動は痛みのない範囲で行い、痛みが強くなる場合は中止してください。