体の不調図鑑
腱鞘炎(手首の親指側)
手首の親指側が痛み、親指を動かすと痛みが強くなる状態。ドケルバン病とも呼ばれ、スマホの操作や育児(抱っこ)、パソコン作業などで親指をよく使う人に多く見られます。
3Dで原因の筋と対策を見る 無料で見られます

体の中で起きていること
- 長母指外転筋・短母指伸筋の腱が、手首の親指側のトンネルでこすれている
- 腱鞘が厚くなり、さらにこすれやすくなっている
痛む場所
きっかけ
- 親指を広げる・反らす動作のくり返し(スマホの片手操作など)
- 赤ちゃんを抱っこする、重いものを持つ
- 妊娠・出産のころや更年期のホルモンの変化
原因と対策
原因の筋の状態(弱い・こっている・縮んでいる)ごとに、対応する対策(使う・ほぐす・ストレッチ)を組にしています。「中心」は、この不調でとくに大切な組です。
原因緊張が続いて、こっている 中心
- 長母指外転筋
- 短母指伸筋
対策ほぐす
まず親指を休め、手首の親指側をやさしくさする
- 手首の親指側〜前腕
- 手首の親指側から前腕へ向かって、やさしくさする。腫れて熱っぽいときは、ほぐすより冷やすことを優先する。
対象: 長母指外転筋・短母指伸筋
アプリでは、それぞれの対策の動きで使われる筋(赤)・伸ばされる筋(青)を3Dで再生し、ほぐす場所を番号の印で表示できます。
生活の工夫
- 親指を休ませる: スマホは両手で持つか、机に置いて操作する
- 使ったあとに熱っぽいときは冷やす。痛みが強いときは、親指と手首を固定するサポーターも一つの方法です
- スマホの片手操作の時間を減らす
- 抱っこは手首だけでなく、腕全体と体で支える
- こまめに手を休める
こんなときは医療機関へ
しびれがある、腫れが強い、数週間たってもよくならない場合は、整形外科を受診してください。
ここで紹介しているのは一般的な情報で、診断や治療の代わりにはなりません。痛みやしびれがあるとき、症状が続くときは医療機関を受診してください。ストレッチや運動は痛みのない範囲で行い、痛みが強くなる場合は中止してください。

