トレーニング図鑑

バックエクステンション

45度の台で太ももを支え、前に倒した上体を起こす種目です。背中(脊柱起立筋)、お尻、もも裏が働きます。

一般に鍛えられる筋: 脊柱起立筋・大殿筋・ハムストリングス

3Dで動かして見る

バックエクステンションの動きを3Dの筋肉モデルで再生した画像。働く筋ほど赤く表示されている
持ち上げる動きを3Dモデルで再生。赤が濃い筋ほど、筋力に対して大きな力を出しています。

鍛えられる筋のしくみ

うつ伏せや専用の台で上体を反らす動きで、背骨に沿って縦に走る脊柱起立筋を鍛えます。脊柱起立筋は姿勢を保つ筋で、前かがみの作業や物を持ち上げるときに背骨を支えます。台で行う場合は、大殿筋とハムストリングスも股関節を伸ばして働きます。

働く筋(3Dモデルでの計算)

自分の体重だけで、体重60kgの人がゆっくり動かしたときに、それぞれの筋が出せる最大の力に対して何%の力を出すかの推定です。

  1. 大殿筋縮みながら27%
  2. 胸最長筋縮みながら22%
  3. 腰腸肋筋縮みながら16%
  4. 半膜様筋縮みながら14%
  5. 中殿筋縮みながら13%
  6. 頭板状筋長さを保って12%
  7. 小菱形筋長さを保って11%
  8. 胸多裂筋長さを保って10%

「縮みながら」は持ち上げるときに縮んで力を出す筋、「伸びながら」は伸ばされながら力を出す筋、「長さを保って」は姿勢を支える筋です。バーは筋力の50%でいっぱいになります。

やり方

  1. 台に太ももを乗せ、足首をパッドで押さえる
  2. 上体を前に倒す
  3. 背中を伸ばしながら上体を起こす
  4. 体がまっすぐになったら、ゆっくり倒す

ポイント

  • 反りすぎず、体が一直線になるところまで起こす
  • ゆっくり動かす

よくある間違い

  • 勢いで大きく反る
  • 首だけを持ち上げる

回数と重さの目安

10〜15回を2〜3セット。反らしたところで1秒止めます。

やさしくする方法

床でうつ伏せになり、胸だけを少し浮かせる。手は体の横に置く。

きつくする方法

胸の前で重りを抱えて行う。台で行う。

注意すること

反らしすぎると腰を痛めます。体が一直線になるところで止めます。腰痛がある人は小さな範囲から始めてください。

学習用の推定です。筋の働きは体格ややり方で変わり、実際の筋電図とは異なることがあります。痛みがあるときは無理をせず、専門家に相談してください。