トレーニング図鑑

シュラッグ

ダンベルを持ったまま肩をすくめる種目です。首から肩にかけての僧帽筋上部と肩甲挙筋を鍛えます。

一般に鍛えられる筋: 僧帽筋上部・肩甲挙筋

3Dで動かして見る

シュラッグの動きを3Dの筋肉モデルで再生した画像。働く筋ほど赤く表示されている
持ち上げる動きを3Dモデルで再生。赤が濃い筋ほど、筋力に対して大きな力を出しています。

鍛えられる筋のしくみ

肩をすくめる動きで、首から肩にかけての僧帽筋上部と、首の横の肩甲挙筋が働きます。僧帽筋は首から背中の中央まで広がるひし形の大きな筋で、上部は肩甲骨を引き上げます。重い荷物を手に下げて運ぶときに、肩が下がらないように支える筋です。

働く筋(3Dモデルでの計算)

ダンベル16kg(片手・片脚あたり)で、体重60kgの人がゆっくり動かしたときに、それぞれの筋が出せる最大の力に対して何%の力を出すかの推定です。

  1. 肩甲挙筋縮みながら79%
  2. 三角筋 肩峰部(中部)長さを保って60%
  3. 僧帽筋 下行部(上部)縮みながら50%
  4. 三角筋 肩甲棘部(後部)長さを保って37%
  5. 三角筋 鎖骨部(前部)縮みながら28%
  6. 浅指屈筋 上腕尺骨頭長さを保って25%
  7. 浅指屈筋 橈骨頭長さを保って25%
  8. 深指屈筋長さを保って25%

「縮みながら」は持ち上げるときに縮んで力を出す筋、「伸びながら」は伸ばされながら力を出す筋、「長さを保って」は姿勢を支える筋です。バーは筋力の50%でいっぱいになります。

やり方

  1. ダンベルを両手に下げて立つ
  2. 腕を伸ばしたまま、肩を耳に近づけるようにすくめる
  3. 上で一瞬止める
  4. ゆっくり肩を下ろす

ポイント

  • 肩を回さず、まっすぐ上下させる
  • 肘は曲げない

よくある間違い

  • 首を前に突き出す
  • 肘を曲げて腕で引く

回数と重さの目安

10〜15回を2〜3セット。重いものを扱える種目ですが、動かす範囲は小さいので、ゆっくり行います。

やさしくする方法

重さを軽くする。

きつくする方法

上で2秒止める。バーベルで行う。

注意すること

首や肩がこっている人は、重さを控えめにして、首を前に突き出さないようにします。

同じ部位の種目

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学習用の推定です。筋の働きは体格ややり方で変わり、実際の筋電図とは異なることがあります。痛みがあるときは無理をせず、専門家に相談してください。